世界で一番小さな防音室

e-Sax Alto イーサックス アルト

イーサックス アルト タイプ2

e-Sax tenor イーサックス テナー

イーサックス テナー

世界で唯一の本格サクソフォン用消音器:e-Sax

その画期的な機能と特長!

音の持ち味を損なうことなく音量を抑える

アコースティックな消音方式

e-Sax (イーサックス)は、アコースティックに消音する方式を採用しており、通常の演奏と同じ音響モードで演奏ができます。つまり、外に漏れ出る音量を普段の会話程度(-25dB程度)に消音(*)しつつも、e-Sax(イーサックス)内部では生楽器の音が効率良く鳴っているのです。
演奏者には、その実際に鳴っている内部の音が、ヘッドフォンからフィードバックされ、ライブな感覚で演奏を楽しめるほか、各種オーディオ機器との接続によりマイナスワンや録音も可能です。
* 音は完全に消えるわけではありません。状況を考えて、周囲の迷惑にならないようにして下さい。

音響モードについて

金管楽器の場合、楽器のベルにミュートを装填するだけで、音を消音することができますが、楽器の内部では「閉管モード」と呼ばれる、通常とは別の音響モードが発生します。この閉管モードは、金管楽器のベルに手を近づけていき、すっぽりと閉じてみることで容易に体験できます。

初めてe-Sax (イーサックス)をお使いになると、その弱音効果のため、普段よりも大きな音で演奏してしまいがちです。これは、体が無意識に、消音された音を頭の中で鳴っている音量に補正しようとして、 普段より強く吹いてしまうことに原因があります。その結果、吹奏感も苦しく感じてしまうでしょう。これらを避けるためにも、付属のヘッドフォンでご自分の音をフィードバックして、感覚の補正をすることをおすすめします。

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サクソフォン奏者 米田裕也 氏
(山下洋輔カルテット)

米田裕也氏

これ一つで一石何鳥にも!
「イヤホンを通して、自分の直に出ている音がしっかりそのままの形で聞こえて感激です!!他の機器と接続すれば、カラオケに合わせたり、録音もできるので、これ一つで一石何鳥にも。近所に気兼ねなく、思い切り吹けるし、絶対お薦めです!」
→ 米田氏の公式サイトへ

ラクラク準備、コードレス。すぐ遊べる!

従来に比べ、電池の持ちが3倍に!

新しい電子回路はシンプル、且つ、実用的です。 e-Sax(イーサックス)は単四乾電池2本(別売)で稼働するので、ヘッドフォン以外はコードレス。演奏時にコードが邪魔になることはありません。 回路設計を新規に行うことで、稼働時間は従来に比べ遥かに長くなり、充電池にも対応することで、さらに経済的に。

すぐに楽しく遊べる「接続コード」が付属!

e-Sax(イーサックス)には、様々な機器との接続を可能にするコードが付属します。マイナスワンを使ってカラオケ演奏をしてみたり、演奏を簡単に録音したり、そして、そのパフォーマンスをインターネットで世界に発信してみたり、楽しみ方は無限です。

[ 接続の仕方(例) ]

① マイナスワン演奏時
 ・CD プレーヤー
 ・Mp3プレーヤー
 ・スマートフォン
 ・PC(音楽再生ソフト)
 等を、AUX INに繋ぎます。

② 録音をする時
 ・テープレコーダー
 ・ICレコーダー
 ・PC(録音ソフト)
 等をLINE OUTと繋ぐ。

マイナスワン音源ダウンロード

左下のダウンロードコンテンツでは、模範演奏、マイナスワン音源、そして簡単なメロディ譜が利用可能です。また、右下のリンクは、マイナスワン音源が利用可能なサイトのほんの一例です。インターネット上には、有料/無料を問わず様々なコンテンツがゴロゴロしていますので、色々と探して、アドリブの練習や楽しい演奏に役立ててみて下さい。

大切な楽器に優しい安心設計

特殊スポンジとエラストマーを採用!

e-Sax (イーサックス)の内部では、3箇所で楽器を保持します。
ネックを支える「ネック支持台」と、U字管を保持する「ボトムパッド」、そして、楽器とe-Saxの緩衝材である「ボトムスペーサー」です。 新形状となったネック支持台とボトムパッドは、楽器をより安全に保持し、安定した演奏を実現しました。また、ネック支持台の特殊ゴムスポンジは衝撃を優しく吸収し、ボトムパッドとボトムスペーサーは楽器や塗装に悪影響を与えないエラストマーという材質を採用しました。大切な楽器を傷つけることなく、安心してe-Saxをご使用頂けます。

最先端素材が、快適さをサポート!

アルト タイプⅡとテナーの手を入れる部分にある「ハンドパッキン」には、柔軟な新素材を採用し、両手の自由度が格段に向上しました。 また、e-Sax (イーサックス)の内部に見られる、淡いピンク色をした繊維は、吸湿性にとても優れた繊維で、その高い吸湿性は、ウールの3倍、コットンの5倍以上であり、既存繊維の中では最高の値を示します。また、抗菌性や防カビ性にも優れ、e-Sax (イーサックス)に最適な素材です。

新形状の「ネック支持台」。

新形状の「ネック支持台」

安心の特殊エラストマーを採用。

安心の特殊エラストマー

パーツを紛失してしまった時は…。

部品が消耗/紛失してしまった際は、お近くの楽器店さま、または弊社の通販ページにてお買い求めください。
e-Sax(イーサックス)の各部名称とパーツ価格は、下記をご参照ください。

イーサックス 部品
名称 適合機種 価格(税込)
ネック支持台 Alto , Alto TypeII 1749円
Tenor 1749円
吸音フェルト
(左右1セット)
Alto 6380円
Alto TypeII 6930円
Tenor 10395円
ボトムパッド Alto 生産終了 1200円
Alto TypeII 2915円
Tenor 3465円
トップパッキン
(左右1セット)
Alto , Alto TypeII 231円
Tenor 231円
ハンドパッキン
(左右1セット)
Alto 4400円
Alto TypeII , Tenor 4620円
ボトムスペーサー Alto , Alto TypeII , Tenor 1155円
ヘッドフォン Alto 4180円
Alto TypeII , Tenor 1100円
ストラップ Alto , Alto TypeII , Tenor 1155円
電子モジュール Alto 15950円
Alto TypeII , Tenor
メトロノーム機能付き
19635円
Alto TypeII , Tenor
無段階エコー
17325円
北山 敦康 氏による試奏評価
→ 北山研究室 Webへ

(サクソフォン奏者、静岡大学教育学部教授、e-Sax開発協力者)

 たしかに手首の動きが制限されるし、最低音のB♭もピアニッシモで吹くにはきつい。当然、何もない状態で吹くよりは操作上の制限があります。しかし、ここまで音量が抑えられ、しかも均等な音質で音程のムラがないということは驚きです。e-Saxは、どちらかといえば「練習用消音器」として市場に出ているようですが、その真骨頂は、弱音器として楽器の音色に新たな選択肢を加える「音色変換器」の機能にあるのではないでしょうか。内部の音をモニターするサウンドモジュールもついていますが、本体から適度に小さくなった音が漏れてきますので、私は、その遠くから聞こえてくるかのような不思議な生音を楽しんでいます。
また、これはこれで良い音で吹奏するためには十分な息の支えを必要としますので、運指の練習としては若干の制限があるものの、息の支えをしっかりしたものにするという意味では良い練習になり、中級者以上で音質の向上を目指す人には恰好のトレーニング装置になると思います。

e-Sax開発協力者 北山 敦康 氏

北山敦康 氏